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 rac tire こだわりの作業


 当店ではこのようなリフトで作業はしません。
一見、豪華な装備に見えますが、タイヤ交換のみには不要な設備です。
理由は割愛いたしますが、逆に良い仕事が出来ません。
大型店舗等で使用をしている理由は、作業員が楽をしたいのと、管理する為です。
タイヤ交換の上手いお店は使っていないことが多いです。
 ホイールナット・ボルトを緩める・絞め込むにあたり、トラックを除き、いきなり強力なインパクトレンチ(電動レンチ)を使用しません。
理由は、部品を劣化させる原因になるからです。
部品に異常がある場合、破損することもあります。
当店は、まず持ち込まれた時の状況確認の為、最初の緩め、最後の締め込みは、必ず手作業で、確実に行います。
作業時間短縮の為、途中、最弱の電動工具は使用しますが、これは指で軽くつまんで止められる程度の強さなので、少しでもナット類に異常がある場合は即座に停止いたします。
この工具で部品が劣化することはありません。
 エアゲージは、精度の高いゲージを常時数値管理しています。
他店・ディーラー等、知らずに数値が狂ったゲージを使用し続けていることが多いです。
±0.2程度の誤差は、かなりの確率であります。
超高級ディーラーでの事例ですが、高価なゲージなのに、0.5も誤差があったこともありました。
かなりの割合で、海外のタイヤメーカー名の入ったゲージを使用しているお店がありますが、このゲージ、使い易いのですが、新品でも0.1程度誤差があります。
ゲージは値段では無く、いかにきちんと管理されているかが重要です。
当店は、専用器具で常に適正地を保っております
 ジャッキアップ時、ジャッキアップポイントを破損しないよう、専用の保護パッドを使用しています。
画像は、よくある国産車のいい加減なジャッキアップによる破損例です。
当店に来店される車両でも、多くの割合で見られます。結構あるあるです。
普段は見えない部分とは言え、お客様の大切なお車をキズ付けてしまっております。
当店は、適切な保護パッド類を使用して、ご来店時の状態でお返しいたします。
 ホイールに交換器具によるキズが付かないようにしています。
当店は、タイヤレバーの金属部分でホイールをこじる等はしません。
他店では通常の作業工程で、レバーでグリグリしています。
この作業、タイヤ装着後は見えなくなってしまう部分に、大なり小なりキズが付いてしまっています。
そのキズが大きい場合、交換後に、そこからエア漏れすることもあります。
保護具無しでのチェンジャーによるキズも散見されますが、当店では、一般的な保護具の上に更に二重の特殊保護をしており、拘りの一つです。
金属の爪がむき出しのチェンジャーでホイールを掴んでいるお店は要注意です。

ホイールナット・ボルトの締め付けを管理するトルクレンチです。
他店では作業の最後にお客様の前でドヤ顔で使ってることありますが、実はコレが以外に厄介な代物です。
有名メーカーの高価な物でも、適正な性能を失ってることが多くあります。
車体からホイールを外す作業が多い店の場合、かなりの頻度で、校正・再調整のメンテナンスを業者に依頼する必要があります。
新品を買うのと変わらないくらいの金額がかかることもありますが、高額品だから大丈夫と思い込んで、何年も使い続けてるお店が多数あります。
お店側がある程度、人的ミスを少なくす為に、作業員に使用させてるケースが多くあります。
新車時、または整備状態の良い車両の場合であれば、メーカー指定の締め付けトルクで、状態の良いトルクレンチでの締め付けで良いのですが、ナット類に不具合・劣化、純正以外の場合、メーカー規定値では、緩んでしまうことが多くあります。
スペーサーを入れていたり、社外ホイールにして車体とハブがあっていない場合や、社外ホイール・ネジ類の出来の悪さ、ホイールリペア時の処理の悪さ等でも、緩みが進んでいくこともあります。
最悪、走行中にタイヤごと外れてしまいます。
当店では最初の緩めは必ず手作業で行うのですが、この時、まともに締まってない車がかなりあります。
当店では状態の良いトルクレンチは、持ってはいますが、あまり使用することはありません。
上記の理由で、メーカー指定値などでは危険がありますので、当店の経験値に基づいて、持ち込まれた車両の状態やホイール状態等を加味して、適正に取り付けています。